“こころえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
心得100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうくりかえしくりかえしいった、それからご飯のときの心得こころえや、挨拶あいさつの仕方までおしえた。そういうことは母は十分にくわしく知っていた。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
ミハイル、アウエリヤヌイチもやはり、しょっちゅう、アンドレイ、エヒミチを訪問たずねてて、気晴きばらしをさせることが自分じぶん義務ぎむ心得こころえている。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
お殿様は朝寝坊あさねぼうだから、内藤さんは十時ごろまで待たされた。しかしそのあいだに富田さんから、なおいろいろとお学友の心得こころえをうけたまわった。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)