“こげつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
焦付50.0%
孤月25.0%
湖月25.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯煮る時沸立ったら掻き混ぜて浮かせないと底へ沈んで焦付こげつきます。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
お豆腐の餡掛あんかけ、薩摩芋の梅干韲うめぼしあえ、同じくセン、同じくフライ、同じくマッシ、自分が少し焦付こげつかせたる干瓢かんぴょうなんどいずれも美味ならざるはなし。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
その人は鳥打帽をぬいで私が「どなたです」と云ふのに答へて早口に「中村孤月こげつと云ふものです」と低く答へてそれから話をしたいと云ふのでした。
読売新聞で中村孤月こげつ氏の、この作に対する評をよんで私は本当に不快に思つた。
晩になって保はいった。「どうも夕方になってこんなに風がちっともなくてはしのぎ切れません。これから汐湯しおゆ這入はいって、湖月こげつに寄って涼んで来ます。」
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「ああ、さう、何でもあはせを着てゐたから、丁度今時分でした。湖月こげつさんのあの池に好いお月がしてゐて、あつたかい晩で、貴方と一処に涼みに出たんですよ、善く覚えてゐる。あれが十九、二十、二十一、二十二と、まる三年に成るのね」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)