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こくたんえ
ふりがな文庫
“こくたんえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
黒檀柄
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒檀柄
(逆引き)
黒檀柄
(
こくたんえ
)
の火箸を一膳火鉢の中へ突入れて之を杖に額を当てゝ、只伊之助の事ばかりくよ/\と思い続け、泣いてばかり居ります。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
翼
(
つばさ
)
を
搏
(
う
)
った
鸞
(
らん
)
のように、飛びしさった
龍耳
(
りゅうじ
)
老人の手には、
黒檀柄
(
こくたんえ
)
に
銀鋲
(
ぎんびょう
)
を打ったスペイン型の
短銃
(
たんじゅう
)
!
真綿
(
まわた
)
のようなけむりを
曳
(
ひ
)
いて持たれている……。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
としけ/″\枕の紋を視詰めて居ましたが、火鉢の中へ
黒檀柄
(
こくたんえ
)
の火箸を
突込
(
つッこ
)
み是を杖にして居た故、力が這入って火の中へ這入り、
真赤
(
まっか
)
に焼けて
居
(
お
)
る火箸を取って
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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