“こぎた”の漢字の書き方と例文
語句割合
小汚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姉は健三のために茶の間の壁を切り抜いてこしらえた小さい仏壇を指し示した。薄暗いばかりでなく小汚こぎたないその中には先祖からの位牌が五つ六つ並んでいた。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
が、素人眼しろうとめには下手へた小汚こぎたなかったから、自然粗末に扱われて今日残ってるものは極めてまれである。
ドクトル、アンドレイ、エヒミチはベローワとをんな小汚こぎたないいへの一りることになつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)