“げんざんみよりまさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
源三位頼政100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源三位頼政げんざんみよりまさ後裔こうえいもここに落ちて来た。熊野で入水じゅすいしたという平維盛たいらのこれもりもこの地へ落ちて来た。
大菩薩峠:05 龍神の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
満を持してしばらくもたせたが「えい!」という矢声! さながら裂帛! 同時に鷲鳥の嘯くような、鏑の鳴音響き渡ったが、源三位頼政げんざんみよりまさぬえを射つや、鳴笛めいてき紫宸殿ししんでんに充つとある
弓道中祖伝 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
一方、北門は、大内だいだい守護の職にあった源三位頼政げんざんみよりまさが、僅か三百余騎の手兵を持って守っていたが、何分、広さは広し、人数は少いので、自然まばらな配置になるのも無理のないことであった。