“げつじつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
月日100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし此書牘は月日げつじつを闕いてゐて、只其内容より推して八月十七日後、少くも十数日を経て書いたものなることが知られるのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
其法は夜中を以て両炬りょうきょもやし、人の形状気色きしょくて、参するに生年月日げつじつを以てするに、百に一びょう無く、元末より既に名を天下にせたり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
然るに此三月七日より後には、年の暮るゝに至るまで、一事の月日げつじつつまびらかにすべきものだに無い。霞亭が京都を去つて備後に赴いたのは、其生涯の大事である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)