月日げつじつ)” の例文
しかし此書牘は月日げつじつを闕いてゐて、只其内容より推して八月十七日後、少くも十数日を経て書いたものなることが知られるのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
其法は夜中を以て両炬りょうきょもやし、人の形状気色きしょくて、参するに生年月日げつじつを以てするに、百に一びょう無く、元末より既に名を天下にせたり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
然るに此三月七日より後には、年の暮るゝに至るまで、一事の月日げつじつつまびらかにすべきものだに無い。霞亭が京都を去つて備後に赴いたのは、其生涯の大事である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)