“ぐんこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
軍侯33.3%
軍港33.3%
軍黌33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その晩、漢の軍侯ぐんこう管敢かんかんという者が陣を脱して匈奴の軍にくだった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
ブレーメンかキール軍港ぐんこうのあたりまで行かなければ満足しないのか、それともドイツの占領地帯で、お手近てぢかのドーヴァ海峡かいきょうを越えてきゅうフランス領のカレーあたりへ上陸しただけでも差支さしつかえないのか
明治初年になって、前に述べた西周氏が洋行から帰って、西三筋町にしみすじまちに住われた頃、沼津に軍黌ぐんこうが出来るからとのことでその主務教頭となるように勧められて承諾しました。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)