“くぜやまとのかみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
久世大和守100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
列座は、井伊掃部守かもんのかみ、酒井雅楽頭うたのかみ、阿部豊後守ぶんごのかみ、稲葉美濃守みののかみ久世大和守くぜやまとのかみ、土屋但馬守たじまのかみの諸侯であった
その後から、第一番に松平越中守えっちゅうのかみ久世大和守くぜやまとのかみ、松平周防守すおうのかみ、牧野備中守びっちゅうのかみ岩城播磨守いわきはりまのかみ、それにお側御用御取次水野出羽守でわのかみの以上六名が、いずれも一人一役のお歴々である。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
甲斐はその日の午後七時ごろ、西丸下にある久世大和守くぜやまとのかみ広之ひろゆき)の屋敷へゆき、八十島主計やそしまかずえとなのって、大和守に面会を求めた。取次の者が二人まで替り、玄関でまた中年の侍が応対に出た。