トップ
>
くずゆ
ふりがな文庫
“くずゆ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
葛湯
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葛湯
(逆引き)
葛湯
(
くずゆ
)
を練るとき、最初のうちは、さらさらして、
箸
(
はし
)
に
手応
(
てごたえ
)
がないものだ。そこを
辛抱
(
しんぼう
)
すると、ようやく
粘着
(
ねばり
)
が出て、
攪
(
か
)
き
淆
(
ま
)
ぜる手が少し重くなる。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
(立上り)
葛湯
(
くずゆ
)
でもこしらえて来ましょう。本当に、何か召し上らないと。(言いながら上手の障子をあけて)おお、きょうは珍らしくいいお天気。
冬の花火
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
多分塩を多く使い、また目の粗い布の袋で
漉
(
こ
)
すのであろう。都会では近い頃まで絹漉し豆腐の名があった。今の
葛湯
(
くずゆ
)
に近い豆腐は新らしい現象である。
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
くずゆ(葛湯)の例文をもっと
(24作品)
見る
検索の候補
くづゆ
キッセリ