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くさいちご
ふりがな文庫
“くさいちご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
草苺
66.7%
覆盆子
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
草苺
(逆引き)
落葉松
(
からまつ
)
の林中には
蝉時雨
(
せみしぐれ
)
が降り、道端には
草藤
(
くさふじ
)
、ほたるぶくろ、ぎぼし、がんぴなどが咲き乱れ、
草苺
(
くさいちご
)
やぐみに似た赤いものが実っている
浅間山麓より
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
人によっては
草苺
(
くさいちご
)
と呼んでいれど、これも別にクサイチゴがあるから名が重複して困る。オランダイチゴの名は
回
(
まわ
)
りくどくて言いにくいし、他の名は混雑、重複するし困ったものだ。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
くさいちご(草苺)の例文をもっと
(2作品)
見る
覆盆子
(逆引き)
此日は朝より道々
覆盆子
(
くさいちご
)
桑の実に腹を肥したれば昼餉もせず。やう/\五六里を行きて須原に宿る。名物なればと強ひられて花漬二箱を購ふ。
かけはしの記
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
野の狭うとがりて次第々々にはひる山路けはしく弱足にのぼる馬場嶺、さても苦しやと休む足もとに誰がうゑしか珊瑚なす
覆盆子
(
くさいちご
)
、旅人も取らねばやこぼるゝばかりなり。
かけはしの記
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
くさいちご(覆盆子)の例文をもっと
(1作品)
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