此日は朝より道々覆盆子桑の実に腹を肥したれば昼餉もせず。やう/\五六里を行きて須原に宿る。名物なればと強ひられて花漬二箱を購ふ。
野の狭うとがりて次第々々にはひる山路けはしく弱足にのぼる馬場嶺、さても苦しやと休む足もとに誰がうゑしか珊瑚なす覆盆子、旅人も取らねばやこぼるゝばかりなり。
“覆盆子(イチゴ)”の解説
イチゴ(苺・覆盆子、en: Strawberry、学名: Fragaria)は、バラ科の多年草。
一見して種子に見える一粒一粒のが付いた花托(花床ともいう)部分が食用として供される。甘みがあるため果物として位置づけられることが多いが、草本性の植物であるので野菜として扱われることもある。
通常、可食部の表は赤色(アントシアンによる)だが、白色の品種もある(2009年に品種登録された和田初こい〈商品名・初恋の香り〉が世界初の白色イチゴとされる)。
(出典:Wikipedia)
一見して種子に見える一粒一粒のが付いた花托(花床ともいう)部分が食用として供される。甘みがあるため果物として位置づけられることが多いが、草本性の植物であるので野菜として扱われることもある。
通常、可食部の表は赤色(アントシアンによる)だが、白色の品種もある(2009年に品種登録された和田初こい〈商品名・初恋の香り〉が世界初の白色イチゴとされる)。
(出典:Wikipedia)
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