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ぎんさじ
ふりがな文庫
“ぎんさじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
銀匙
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銀匙
(逆引き)
第三の世界は燦として春の如く
盪
(
うご
)
いてゐる。電燈がある。
銀匙
(
ぎんさじ
)
がある。歓声がある。
笑語
(
しょうご
)
がある。
泡立
(
あはだ
)
つ
三鞭
(
シャンパン
)
の
盃
(
さかづき
)
がある。さうして凡ての
上
(
うへ
)
の
冠
(
かんむり
)
として美くしい女性がある。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ただ……ただ、わたしは全くかみさんの
銀匙
(
ぎんさじ
)
が心配ですの……アマリヤ・イヴァーノヴナ!
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
銀匙
(
ぎんさじ
)
がある。歓声がある。笑語がある。
泡立
(
あわだ
)
つシャンパンの杯がある。そうしてすべての上の冠として美しい
女性
(
にょしょう
)
がある。三四郎はその女性の
一人
(
ひとり
)
に口をきいた。一人を二へん見た。
三四郎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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