“ぎんかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
吟海50.0%
銀塊25.0%
吟懐25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されば一しやうといへども人これを句碑くひに作りて不朽ふきうつたふる事今なほ句碑くひのあらざる国なし。吟海ぎんかい幸祥かうしやう詞林しりん福禎ふくてい文藻ぶんさうに於て此人の右に出る者なし。
昨今の上海シャンハイ投機の気まぐれで、銀塊ぎんかい相場を有史以来の崩壊に導いた、その余波のためにこの輸出綿花事務所は不況のどん底にいた。
大阪万華鏡 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
また、銀塊ぎんかい相場を暴落させた、ワシントンの要路の背景にあったものは、誰か。
大阪万華鏡 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
風流を解すその方が、このたまたまな好日を、詩もなく歌もなく、黙々、俯向うつむいてばかり行くのはどういうものか。——ひとつ吟懐ぎんかいでも聞かせんか
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)