“ぎょしゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
馭者67.1%
御者28.9%
漁者3.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから馭者ぎょしゃは、茂った樹木の間からそびえ立っている煉瓦と木材の破風を、鞭で指しながら「あれがリドリング村です」と云った。
これは二三日前是公といっしょに馬車に乗って、市中を乗り廻した時、是公の御者ぎょしゃから二十銭借りて大連の薬屋で買ったものである。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
秋風や酒肆しゅしに詩うたふ漁者ぎょしゃ樵者せうしゃ
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)