“ぎょうしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
行信50.0%
行心25.0%
行真25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
荒廃のままに放置された斑鳩宮あとは、聖武しょうむ天皇の天平てんぴょう十一年、行信ぎょうしん法師の奏聞そうもんによって漸く復活した。現存する夢殿は幾度の補修を経てはいるが、このときの創建に成ったものといわれる。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
何十ぺんでもくりかえしてやる。——登るのは行心ぎょうしん、飛び降りるのは破心、闘いの生活だと思って、倒れるまでやってごらん。若い暗鬱なんてものは、汗の塩になってしまう
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
行真ぎょうしんとつまり本格的な重いものに力を込めた後に、再び軽い草の世界に帰りくることが、日本の芸術では、常に語られるところであります。
日本の美 (新字新仮名) / 中井正一(著)