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ぎすい
ふりがな文庫
“ぎすい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
沂水
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沂水
(逆引き)
「この
下邳
(
かひ
)
の陥ちないのは、
泗水
(
しすい
)
、
沂水
(
ぎすい
)
の地の利あるゆえですが、その二水の流れを、味方に利用せば、敵はたちまち破れ去ること疑いもありません」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奚山
(
けいざん
)
は
高密
(
こうみつ
)
の人であった。旅に出てあきないをするのが家業で、時どき
蒙陰
(
もういん
)
県と
沂水
(
ぎすい
)
県の間を旅行した。ある日その途中で雨にさまたげられて、
定宿
(
じょうやど
)
へゆきつかないうちに、夜が
更
(
ふ
)
けてしまった。
阿繊
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
その祖先の帰郷した地が、
瑯琊
(
ろうや
)
であったかどうか明瞭でないが——孔明の父、
諸葛珪
(
しょかつけい
)
のいた頃は、正しく今の山東省——瑯琊郡の諸城県から
陽都
(
ようと
)
(
沂水
(
ぎすい
)
の南)に移って一家をかためていた。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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