“きんなら”の漢字の書き方と例文
語句割合
緊那羅100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの法華経の観世音菩薩普門品かんぜおんぼさつふもんぼんのなかに「応以童男童女身。得度者。即現童男童女身。而為説法。応以天竜。夜叉。乾闥婆けんだつば。阿修羅。迦楼羅かるら緊那羅きんなら摩喉羅伽まごらが。人非人等身。得度者。即皆現之。而為説法」
愛と認識との出発 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
これらはあるいは天の鼓手こしゆ 緊那羅きんならのこどもら
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
また仏教に摩睺羅伽まほらかてふ一部の下等神ありて天、竜、夜叉、乾闥婆けんだつば、阿修羅、金翅鳥がるら緊那羅きんならの最後にならんで八部を成す。いずれも働きは人よりましだが人ほど前途成道の望みないだけが劣るという。