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きんかなぐ
ふりがな文庫
“きんかなぐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
金金具
66.7%
金々具
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金金具
(逆引き)
牧師は慌てて
杖
(
ステツキ
)
を
引込
(
ひつこ
)
めた。
杖
(
ステツキ
)
といふのは、さる
富豪
(
ものもち
)
の
寡婦
(
ごけ
)
さんが贈つて来たもので、匂ひの高い木に
金金具
(
きんかなぐ
)
が贅沢に打ちつけてあつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「そうかい、
此家
(
うち
)
は広いから、また
迷児
(
まいご
)
にでもなってると悪い、可愛い坊ちゃんなんだから。」とぴたりと帯に手を当てると、帯しめの
金金具
(
きんかなぐ
)
が、指の中でパチリと鳴る。
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きんかなぐ(金金具)の例文をもっと
(2作品)
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金々具
(逆引き)
殆ど眞暗な本堂の
中
(
うち
)
には、釣した
大提灯
(
おほちやうちん
)
の磨いた
金々具
(
きんかなぐ
)
の底ばかりが見え、風の吹き込む時々、正面の入口に置いた大きな香爐の吐出す烟が、日の光の中には青い色して
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
きんかなぐ(金々具)の例文をもっと
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