トップ
>
きりんじ
ふりがな文庫
“きりんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
麒麟児
96.3%
麟麟児
3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
麒麟児
(逆引き)
従而
(
したがって
)
、やがて後年ひとたび真実の形にはいると、全身をもって物の真底にふれ
懊悩
(
おうのう
)
しだした
麒麟児
(
きりんじ
)
の姿がハッキリ分るように思うのである。
神童でなかったラムボオの詩:中原中也訳『学校時代の詩』に就て
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
又五郎は初めから信近にてすじのよさを認められ、十八のときには近恒という号を貰って、塾ちゅうの
麒麟児
(
きりんじ
)
などといわれた。
おれの女房
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
きりんじ(麒麟児)の例文をもっと
(26作品)
見る
麟麟児
(逆引き)
父は小坪に
柴門
(
さいもん
)
を閉じ、城市の
喧塵
(
けんじん
)
を避けて、
多日
(
しばらく
)
浩然の気を養う
何某
(
なにがし
)
とかやいえる子爵なり。その
児
(
こ
)
三郎
年紀
(
とし
)
十七、才名同族を圧して、後来多望の
麟麟児
(
きりんじ
)
なり。
金時計
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きりんじ(麟麟児)の例文をもっと
(1作品)
見る