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きりどお
ふりがな文庫
“きりどお”の漢字の書き方と例文
語句
割合
切通
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
切通
(逆引き)
むかし芝の鐘は
切通
(
きりどお
)
しにあったそうであるが、今はその
処
(
ところ
)
には見えない。今の鐘は
増上寺
(
ぞうじょうじ
)
の境内の、どの辺から撞き出されるのか。わたくしはこれを知らない。
鐘の声
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
それから二人は本式に息杖を振って、
角
(
かど
)
ごとに肩をかえながら、下谷の屋敷町を真直に小普請手代を通り過ぎて、日光御門跡から湯島の
切通
(
きりどお
)
しを今は春木町の方へ急いでいるのだった。
早耳三次捕物聞書:01 霙橋辻斬夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
帰る時には玄関まで送ってきて、「今日は二百二十日だそうで……」と云われた。三人はその二百二十日の雨の中を、また
切通
(
きりどお
)
し
越
(
ごえ
)
に町の方へ
下
(
くだ
)
った。
初秋の一日
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
きりどお(切通)の例文をもっと
(10作品)
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