“きょうろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
拱廊87.5%
橋廊12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからあなたはどこかへ行かれてしまいました。一度オデオンの拱廊きょうろうの下で新聞を読んでいました時、あなたが通られるのを見たように思いました。私は駆けてゆきました。
入って行くときに通った長い拱廊きょうろうの内面の全部とが、念入りに銅で蔽われているところをみると、それは明らかに遠い昔の封建時代には地下牢ちかろうというもっとも悪い目的に用いられ
橋廊きょうろうを渡って、一房の珠簾すだれ内をそっとのぞいてみた。すると、正面の欄間らんまがくに、墨のも濃く読まれたのは
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いや、なにかにねとばされて、魔耶殿まやでん橋廊きょうろうの下までほうり出されたといった方が真実に近い。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)