“きょうばい”の漢字の書き方と例文
語句割合
競売100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところがこれらの船を活躍させた国は戦争に負けてしまい、これらの船をたくさん置きぱなしにして逃げてしまったという。そこで豆潜は競売きょうばいに出たが買い手がないために売れなかった。
恐竜艇の冒険 (新字新仮名) / 海野十三(著)
松蔵まつぞういえが、貧乏びんぼうのために、いっさいの道具どうぐ競売きょうばいせられたことであります。
海のかなた (新字新仮名) / 小川未明(著)
このイスは、去年、ヴェンメンヘーイの牧師館ぼくしかんであった競売きょうばいのときに買ってきたものでした。そして、いつもは、おとうさんのほかは、だれもこしかけてはいけないことになっていました。