“きょうしょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
教書60.0%
供書20.0%
経書20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さあ、余は百隻の不沈軍艦を、これから一年間のうちに所有することになるぞ。早速さっそく建艦命令教書きょうしょを書くことにしよう。おおヤーネルか、すばらしいじゃないか。再生のわが不沈艦隊は……」
武士はその供書きょうしょを道人の前にさしだした。道人はこれを見て判決をくだした。
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
母の死後、彼はひと頃、文学になじみ、和歌などしきりにみ習っていた。これは母方の祖父の明石正風の影響らしかったが、経書きょうしょ禅学ぜんがくの師として奉じていた浄土寺の円満坊から、ある折
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)