“きょうあい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
狭隘98.1%
矜哀1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何たるそれはのろくさい文明であろう! じつに笑うに耐えた平面・矮小・狭隘きょうあい・滑稽そのものの社会であり、歴史であり、思想であり
踊る地平線:04 虹を渡る日 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
白状をすれば自分なども、春永く冬暖かなる中国の海近くに生まれて、このやや狭隘きょうあいな日本風に安心しきっていた一人である。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
如来、無蓋の大悲をもて三界を矜哀きょうあいしたまふ。世に出興するゆゑは、道教を光闡こうせんして群萌をすくひ、めぐむに真実の利をもてせんとおぼしてなり。
親鸞 (新字新仮名) / 三木清(著)