“きゅうしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
旧臣20.0%
丘疹20.0%
弓身20.0%
扱心20.0%
灸針20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、私どもはどこまでも旧臣きゅうしんの身分でございます」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
秋山さんは同じく花岡家の旧臣きゅうしんだ。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「いや大して沢山はない。斑紋はんもん癩に天疱瘡てんほうそう、断節癩に麻痺癩がある。丘疹きゅうしん癩に眼球ろう、獅子癩に潰瘍かいよう癩、だがおおかたは混合する」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
しぼりこんだ弓と人とが、ほとんど同じかたちになって、やじりのさきが、弓身きゅうしんのそとにあますところのないまで引き強められていったしゅんかん——
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
麹町こうじまち三番町で泰平真教流の道場を開いている兄の小笠原十左衛門に主水を預け、弓は竹林派の高須十郎兵衛に、柔術は吉岡扱心きゅうしん流の吉岡次郎右衛門に、馬術は大坪流の鶴岡丹下に学ばせた。
鈴木主水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
按摩あんま灸針きゅうしん、吉田久庵きゅうあんと看板の出ていた一軒を発見すると、ようやく見つかったといったような顔つきで、おどろき怪しんでいる伝六をしりめにかけたまま