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きやうしう
ふりがな文庫
“きやうしう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
郷愁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
郷愁
(逆引き)
生涯
(
しやうがい
)
、その子供に逢ふ事もないだらうと思ふにつけて、富岡の
荒
(
す
)
さびた気持ちのなかに、その思ひ出は、
郷愁
(
きやうしう
)
をそそつた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
例へば、加藤武雄君の「
郷愁
(
きやうしう
)
」のうちに、デコ坊(凸哥児)を註して
日本小説の支那訳
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
湖水、教会堂、
凄艶
(
せいえん
)
な
緋寒桜
(
ひかんざくら
)
、
爆竹
(
ばくちく
)
の音、むせるやうな高原の匂ひ、ゆき子は瞼に仏印の景観を浮べ、
郷愁
(
きやうしう
)
にかられてゆくと、くつくつとせぐりあげるやうに涙を流してゐた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
きやうしう(郷愁)の例文をもっと
(2作品)
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