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きべうし
ふりがな文庫
“きべうし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
黄表紙
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄表紙
(逆引き)
これは何も
黄表紙
(
きべうし
)
だの
洒落本
(
しやれぼん
)
だのの作者ばかりではない。僕は
曲亭馬琴
(
きよくていばきん
)
さへも彼の
勧善懲悪
(
くわんぜんちやうあく
)
主義を信じてゐなかつたと思つてゐる。馬琴は或は信じようと努力してはゐたかも知れない。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
たまには
黄表紙
(
きべうし
)
を出したり、八五郎とヘボ
碁
(
ご
)
も鬪はせますが、何べんも何べんも讀んだ黄表紙が、夢中になるほど面白い筈はなく、八五郎と一
局
(
きよく
)
圍
(
かこ
)
んでも、申分なく人間の甘い八五郎に
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「歌舞伎芝居や
黄表紙
(
きべうし
)
にあるだらう。紛失物は
大概
(
たいがい
)
きまつて居るよ。小倉の色紙に、
讓葉
(
ゆづりは
)
の
御鏡
(
おかゞみ
)
さ。それからそれ、御家の系圖だ。皆んな一度は惡人の手に入つて、大騷ぎするにきまつて居る」
銭形平次捕物控:300 系図の刺青
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
きべうし(黄表紙)の例文をもっと
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