“がんめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
頑迷50.0%
頑冥50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頑迷がんめいなことを言出したため、彼女がとっておいた島村氏の遺髪と一所に葬ることにして、遺骨は信州へ持ちかえられた。
松井須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
それはまた、当時の、朝廷貴族から、庶民にまで、頑迷がんめいに根を張っていた迷信への一でもあったため、当時にあっては
鄧芝はいろいろいさめたが、この人の頑冥がんめいさを度しがたしと思ったので、大急ぎで斜谷の道へ引っ返し、これを孔明に復命した。孔明はそれを聞くと
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わたしはそういう保守頑冥がんめいな階級に対してはただ困ったものだと思うのみで最早どうしようという見込も考もないが
婦人と思想 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)