“がんちょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
元朝100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七時起床きしょう。戸を開けば、霜如雪しもゆきのごとし。裏の井戸側いどばたに行って、素裸すっぱだかになり、釣瓶つるべで三ばい頭から水を浴びる。不精者ぶしょうものくせで、毎日の冷水浴をせぬかわり、一年分を元朝がんちょうまそうと謂うのである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
元朝がんちょうやにこめく老のたて鏡 松葉
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
元朝がんちょうの氷すてたり手水鉢ちょうずばち
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)