“がいがい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
皚々87.5%
皚皚6.3%
礙碍6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三春の花香鳥語における、中秋の清風明月における、夏木の葱々そうそうたる、冬雪の皚々がいがいたる、一つとして美かつ妙ならざるなし。
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
見渡すかぎりはく皚皚がいがい、まれに見る氷の裂け目か、氷丘の黒い影のほかには、一点のさえぎるものなき一大氷原である。遙か南方にあおい海の狭い通路がみえる。
學生を使嗾しそうして一緒に採集に出かけたりしたが、一つは年齡のゆゑ、後には時勢のゆゑで、折角の樂しみは成育を礙碍がいがいせられた。
すかんぽ (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)