“かんれん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
関聯93.6%
寛蓮2.1%
懽恋2.1%
歓恋2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蠅の事に就いて今挙げた片倉小十郎や伊達政宗に関聯かんれんして、天正十八年、陸奥むつ出羽でわの鎮護の大任を負わされた蒲生氏郷がもううじさとを中心とする。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
醍醐帝の御時、寛蓮かんれんといふ坊さんがゐた。当時随一の碁の名手で帝に召されて毎日碁の御相手に上つてゐたが、この坊さんは日本で最初の碁の本を著した人でもあつた。
醍醐の里 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
ちょうど久しく別れていた夫妻のように懽恋かんれんにたえなかった。そこで魚は竹青を自分の故郷へ伴れて往こうとした。
竹青 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
喬は喜んで歓恋かんれんのかぎりを尽した。で、そこにさまようていてすぐは出なかった。そして三日も廂の中にいた連城は
連城 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)