“かんにんぶくろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
堪忍袋76.9%
勘忍袋15.4%
堪忍嚢7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、時々は胡桃の樹も堪忍袋かんにんぶくろの緒をきらし、その最後の葉を揺すぶり、我が家の黒い鳥を放し、そしてこう言い返す——
博物誌 (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
いやまったく、貴殿が勘忍袋かんにんぶくろを切られたのも、無理はござらぬて。今にして思えば、かの戸部近江と申すやつ、実にどうも悪辣あくらつなやつであったな。よく思い切って斬りなすったよ。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
堪忍嚢かんにんぶくろれました。それでもつよつのをつかうほどでもありません。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)