“かんなづき”の漢字の書き方と例文
語句割合
神無月100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「聞いたような名だがどこが珍しい」——「〽泉嘉門の珍しさは、なんにたとえん唐衣からごろも、錦の心を持ちながらも、襤褸つづれに劣る身ぞと、人目に見ゆる情けなや、ころは神無月かんなづきの夜なりしが、酒を ...
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
一、 禅寺の松の落葉や神無月かんなづき 凡兆ぼんちょう
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
我邦わがくにの稲収穫期はまず旧九月一ぱいで、十月は神無月かんなづき、『延喜』の四時祭式を見ても、一社にも例祭の無い月である。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)