“かもやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鴨山66.7%
毳山33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鴨山かもやま磐根いはねけるわれをかもらにといもちつつあらむ 〔巻二・二二三〕 柿本人麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
鴨山かもやま滝津たきつ白浪しらなみさにつらふをとめと二人見れど飽かぬかも
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
萬葉集にある安蘇山の歌は、皆その時分の旅客がこの山巒に添つて旅行してゐる形をよくあらはしてゐるのである。ことに、一番近く平野に落ちてゐる三毳山かもやまの形が面白い。
日光 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)