“かまいし”の漢字の書き方と例文
語句割合
釜石100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岩手県の方にいる友からはこの頃、便(たよ)りがなかった。釜石(かまいし)が艦砲射撃に遇(あ)い、あの辺ももう安全ではなさそうであった。
壊滅の序曲 (新字新仮名) / 原民喜(著)
そこは釜石(かまいし)に近い某(なにがし)と云う港町であったが、数日前に襲って来た海嘯(つなみ)のために、この港町も一嘗(ひとなめ)にせられているので、見るかぎり荒涼としている中に
海嘯のあと (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
乗り出すと、表向は江戸の方へ帰るというおふれ込みでしたがね、本当のところは宮古(みやこ)の港へ向けてお立ちになったんだが、その前に釜石(かまいし)の港というのへお着きのはずなんだよ
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)