“かへりこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
帰来100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家の内を隈無くまなく尋ぬれども在らず、さては今にも何処いづこよりか帰来かへりこんと待てど暮せど、姿をくらませし貫一は、我家ながらも身をるる所無き苦紛くるしまぎれに、裏庭の木戸よりかささで忍び出でけるなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)