“かはどこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
河床66.7%
川床33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身も世もなく、氣もゆるんで、茫然と、私は自分を大きな河のかわいた河床かはどこに横たへてゐるやうな氣がした。私は遠い山の中から洪水が流れ出す音を聞き、激流がやつて來るのを感じた。
やはらかに柳つらなり河床かはどこも野山も朱なる金州の土
平らかに沙ひろくして河床かはどこを横ぎる路も楊柳のもと
それは小川が流れ込む海の深みが、その狹い川床かはどこの淺瀬よりもずつと深いのと同じなのです。私は何故道徳家達がこの世界を陰氣な荒野だと云ふか不思議でなりませんでした。