“かしずき”の漢字の書き方と例文
語句割合
侍女100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大塔ノ宮の侍女かしずき南ノ御方が、宮のおかたみなどをたずさえて、病後のやつれもまだえぬ身でやっと都へたどりついてきた。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おなじ尊氏の子でありながら、しかも不知哉丸は長子であるのに、事々に、周囲の老臣や侍女かしずき
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
お供の大女臈おおじょろう小女臈こじょろう侍女かしずき、すべて蒔絵轅まきえながえの美しい小輿こごしであった。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)