“かきいれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
書入75.0%
擔入12.5%
記入12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大正四年三月八日午前九時三十分小石川区大塚辻町十八番地東京市養育院において死亡と書入かきいれがしてあった。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
おどろかし何處いづこへ行やと思ひしに思ひ掛なき大藤の家へと擔入かきいれたりければ偖は娘のお光さんが何處どこぞへよめに行事かアノ結納の容子では先は大家の思はるゝが成程なるほど彼兒あのこ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
委細わからずに、まずこの細字の記入かきいれが、重大なる手がかりを与えたかの如く、主膳を狂喜させました。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)