“きにゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
記入75.0%
帰入25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
婆さんはやがて名簿のようなものを出して御名前をと云う。余は倫敦滞留中四たびこの家に入り四たびこの名簿に余が名を記録した覚えがある。この時は実に余の名の記入きにゅうはじめであった。
カーライル博物館 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それ故往生は阿弥陀仏に帰入きにゅうすることなのである。かくて南無阿弥陀仏が往生するのである。美の往生もこの往生を離れてはない。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)