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かいもく
ふりがな文庫
“かいもく”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
カイモク
語句
割合
皆目
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皆目
(逆引き)
何処
(
どこ
)
の生れだか、育ちなのか、誰の娘だか、妹だか、
皆目
(
かいもく
)
分らんでございます。貸して、かたに取ったか、出して買うようにしたか。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
どうして斯樣な人が叔母の家を借りて居たのか、
皆目
(
かいもく
)
私には解りませんでしたが、
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
村の旦那衆がよく集るところではありました。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
早いところ地上との通信連絡を回復しておかないと、気球がどこへ流れていったか、
皆目
(
かいもく
)
手懸
(
てがか
)
りがなくなる
虞
(
おそ
)
れがあるのである。
空中漂流一週間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
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