“おゝて”の漢字の書き方と例文
語句割合
大手100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此のとき河内介輝勝も則重の近習きんじゅうとして従っていたが、八月十日の合戦の最中に、則重が城の大手おゝてから十五六丁離れた森の小蔭こかげに馬を立てゝ軍勢を指揮していると
法師丸は間道を通ってU字型の上部の切れ目から一旦包囲の外へのがれ、敵の陣営の裏側を迂廻うかいして、あたかもU字の最下部のところ、城の大手おゝてと向い合った本陣のうしろへ出たのであったが
そしてその武士が大手おゝてほりきわへ来たときに、一間とは離れぬ迄に近づいて