“おりこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
織工50.0%
御悧好25.0%
織公25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の父は放浪の織工おりこうなりき
織工 (新字新仮名) / 根岸正吉(著)
「フウン——お前さんが五歳いつつで、菊ちゃんが三歳みっつ——そう御悧好おりこうじゃ、御褒美ごほうびを出さずば成るまい——菊ちゃんにも御土産おみやが有りますよ」
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
君、しかし何んだね、これにつけても、小児こどもに学問なんぞさせねえがいじゃないかね。くだらない、もうこれ織公おりこうも十一、吹韛ふいごばたばたは勤まるだ。二銭三銭のたしにはなる。
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)