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おおろうか
ふりがな文庫
“おおろうか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大廊下
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大廊下
(逆引き)
そして、向こうの
端
(
はし
)
の一枚がポンとめくれる——たちまち飛びだした
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
、
脱兎
(
だっと
)
のごとく
大廊下
(
おおろうか
)
から
武者走
(
むしゃばし
)
りににげだした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大廊下
(
おおろうか
)
には人がいる、ワイワイとさわいでいる。そッちへは逃げられない、次の
間
(
ま
)
へ、スーと抜けてくると、
障子
(
しょうじ
)
に
槍
(
やり
)
をもってる人影がうつっている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「あッ!」と
藤巻石弥
(
ふじまきいしや
)
も、同時にひとみをおさえて飛びしさる、とたんにすきをねらった
老婆
(
ろうば
)
は、
黒布
(
こくふ
)
をひるがえしてドドドドドッと
大廊下
(
おおろうか
)
から庭先へ飛びおりた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
近習
(
きんじゅ
)
たちは、
大廊下
(
おおろうか
)
に待って、秀吉の供についた。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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