“おおっぴら”の漢字の書き方と例文
語句割合
公然100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人いきれと酒の香と、汗の匂いと髪の毛の匂い、ジャラジャラと音を立てるのは、公然おおっぴら賭博ばくちをするらしい。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ばかな奴だ、ここで白状してしまえば、眼八の胸ひとつ、おとがめなしに見のがしてやるものを、向うへ行きゃあ公然おおっぴらになる、泣いてもわめいても間に合わねえぞ
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こっちから公然おおっぴらににらみつけていると——。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)