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おおうお
ふりがな文庫
“おおうお”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大魚
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大魚
(逆引き)
うってがえしに、あの、ご
覧
(
ろう
)
じ、石段下を一杯に倒れた血みどろの
大魚
(
おおうお
)
を、雲の中から、ずどどどど!だしぬけに、あの三人の座敷へ投込んで頂きたいでしゅ。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
麓では、二人の
漁夫
(
りょうし
)
が、横に寝た
大魚
(
おおうお
)
をそのまま棄てて、一人は
麦藁帽
(
むぎわらぼう
)
を取忘れ、一人の
向顱巻
(
むこうはちまき
)
が
南瓜
(
とうなす
)
かぶりとなって、棒ばかり、影もぼんやりして、
畝
(
うね
)
に暗く沈んだのである。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すれ違って一人、
溌剌
(
はつらつ
)
たる
大魚
(
おおうお
)
を
提
(
さ
)
げて
駈通
(
かけとお
)
ったものがある。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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