“おおいくさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大戦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんの二十七年八年の日清戦争の時なんざ、はじめからしまいまで、昨日きのうはどこそこの城が取れた、今日は可恐おそろしい軍艦を沈めた、明日は雪の中で大戦おおいくさがある、もっともこっちがたが勝じゃ喜びなさい
政談十二社 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
祝家荘しゅくかそうの祝朝奉をあいてに大戦おおいくさの最中なんでして……。しかもこっちはけ色です。楊林と鄧飛とうひも、じつは敵のとりこになっている始末。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『だいぶ大戦おおいくさだとみえますね』
魚紋 (新字新仮名) / 吉川英治(著)