“おいしゃ”の漢字の書き方と例文
語句割合
医師100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あ、おとうさまが、病気の事で医師おいしゃと少し相談もあるからちょいと来るようにッてね、——番町の方でも——承知だから」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
「さあ、病気が病気じゃから、よく行けばええがの、武どん——医師おいしゃの話じゃったが、浪どんの母御かさまも、やっぱい肺病でくなッてじゃないかの?」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
それは目下いまの所じゃわるくないかもしらんがの、わたしはよウく医師おいしゃから聞いたが、この病気ばかいは一ときよかってもまたわるくなる、暑さ寒さですぐまた起こるもんじゃ
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)