“えきえき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
奕々84.6%
役々7.7%
駅駅7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一見、直ちに、さすがはと、その人らしく見られる者では、滝川一益など風采奕々えきえきたるほうで、一流の武将とうけとるに誰もやぶさかとしないであろう。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
自分の職業に気を取られて、ただ営々役々えきえきと年月を送っている人は、道というものを顧みない。これは読書人でも同じことである。もちろん書を読んで深く考えたら、道に到達せずにはいられまい。
寒山拾得 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
ロオズ・トツパアス、エメラルドなどが皮の袋の中からざらざらと音を立てて出されるのは、穀類の様な気持がする。夜の駅駅えきえきともる黄なの色をしたトツパアスもあつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)